横浜市の管理計画認定が50件突破他【マン管新聞231205】

マンション管理

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マンション管理新聞の最新号より、気になる記事を取り上げます。

今回の最新号には先日実施された2023年度のマンション管理士試験の問題も掲載されていましたが、結構問題が難しく、受験から暫く時間が経ってしまった今、合格点を取得するのは難しいと思いました。

4問択一式50問ではありますが、比較的難易度が高い資格と言えます。

管理計画認定制度 横浜市が50件を突破

公益財団法人マンション管理センターの専用閲覧サイトには、11月29日現在で335件の管理計画認定マンションの掲載があります。

なかでも、横浜市はその中でも50件を占め、自治体の中では一番多い件数なのではないでしょうか。

京都市は10件とのことですので、横浜市は比較的マンションが多い地域ということもありますが、先行している形ではあります。

11月19日現在で319件だったため、徐々に増えてきている感じはあります。

認知度も今後はますます向上することが予想され、また認定を取得しているマンションとそうでないマンションでは評価に差がでてくることも想定されそうです。

管理計画認定制度 横浜市の「非公表」マンション 「公表」に方針変更

引き続き横浜市のマンションですが、管理計画認定マンションで非公表だった市内24号マンションが11月28日に公表されたとのことです。

「理由は特に確認していないが、管理組合から公表を希望する連絡があったため」とのことだそうです。

マンションは神奈川区の「ヴェレーナ横浜反町駅前」で、築4年7階建て、46戸と3店舗だそうです。

認定されたものの、管理組合員からなぜ公表しないのかなどがあったのでしょうか。

いずれにせよ、管理計画認定マンションは認知されないとそのマンションの状態も分からないので、公表されて価値が上がることが期待できるのではないでしょうか。

「渋谷コーポラス」建替え 旭化成不動産レジデンス 11/25建替組合設立

築55年、45戸の「渋谷コーポラス」において、建て替え事業における建替組合が設立されたとのことです。

同マンションは、日本初の民間分譲マンションでもある「四谷コーポラス」を手掛けた日本信販が1968年に建設した「コーポラスシリーズ」の一つとのことです。

耐震改修に多額の費用を要する等で、2018年から建て替えを検討し、2023年3月に建て替え決議を可決していました。

計画では、現在の9階建て45戸から、13階建て地下1階、55戸と店舗1戸で、専有面積は約2,066㎡から2,860㎡になるとのことです。

25年春ごろに解体工事に着手し、28年中の竣工を計画しているとのことです。

「渋谷コーポラス」は東京都渋谷区桜丘町にあることから、渋谷駅にほど近く、また建替えても価値が保てることから可能であると考えられますが、やはりこれぐらい近くにないと建て替えは現実的ではなく、難しいのでしょうね。

マンション管理適正評価制度 登録マンション受託ランキング

マンション管理適正評価制度の登録マンション受託ランキングが掲載されていました。

順位と管理会社は以下のとおりです。

順位 管理会社 登録数
1 日本ハウズイング 594
2 東急コミュニティ― 508
3 三井不動産レジデンシャルサービス 147
4 長谷工コミュニティ 131
5 野村不動産パートナーズ 117
6 伊藤忠アーバンコミュニティ 97
7 近鉄住宅管理 79
8 大京アステージ 55
9 大和ライフネクスト 33
10 三菱地所コミュニティ 31

※受託管理組合数は2023年3月末現在

また、★5評価の獲得数は三井不動産が95でトップ、★4は東急コミュニティで214、さらに管理計画認定マンションは三井不動産が50となっています。

さらにマンションの★平均では、野村不動産管理のマンションが4.61、三井不動産が4.59、三菱地所が4.58と続きます。

ちなみに、日本ハウズイング管理のマンションの★平均は3.13と、数は多いものの★の評価が上位に比べて低くなっています。

財閥系は数よりも質で高評価を獲得しているという形です。

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