弊所代表が専門のマンション管理士とFP(ファイナンシャル・プランナー)についてご説明します。
資格としては被るところがありますが、それぞれ個性的な特徴ある資格です。
マンション管理士とは
国土交通省のホームページには、マンション管理士は、
マンション管理士とは、専門的知識をもって、管理組合の運営、建物構造上の技術的問題等マンションの管理に関して、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業務とします。
マンション管理士になるには、マンション管理士試験に合格し、マンション管理士として登録することが必要です。
とあります。
国が認めた資格であり、その資格登録者しかマンション管理士を名乗る事ができない、マンションに関する専門的な資格です(名称独占資格)。
最近では建ってから時間が経過することにより、経年劣化が進行しているマンションも多くなってきています。
そのようなマンションにおいては、継続的な手当てとして大規模修繕工事や、組合内での理事会、総会の活性化等、マンション管理における重要性度が非常に増すこととなるでしょう。
そのようなマンション管理組合に対する担い手がマンション管理士であるともいえます。
ファイナンシャルプランナーとは
一方で、ファイナンシャルプランナーは特に資格が無ければ名乗れない資格ではありません。
無資格であっても、ファイナンシャルプランナーの業務を行うことは可能です。
ちなみにWikipediaでは
ファイナンシャル・プランナー(Financial Planner)は、顧客である個人から、収支・負債・家族構成・資産状況などのソース提供を受け、それを基に住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う職業・職種、およびその職に就く者。
とされております。
まだまだ日本では進んでいない金融教育の充実が必要です。
金利が非常に低利な日本においては、預貯金だけではなく、外貨貯金、投資や不動産、保険商品を通じた資産運用など、リスクマネーにも目を向けていく必要が出て来ています。
マンション管理とファイナンシャルプランナーの両面アプローチ
マンション管理組合や理事会の方々も大規模修繕費用や、管理費に日々頭を悩ませています。
弊所代表はマンション管理士と上級ファイナンシャルプランナー(日本FP協会が認定するCFP®と、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)資格者でもあります。
マンションも経年により劣化すればお金が掛かるため、他人ごとではなく管理組合員全員で、人生と同じ感覚で考えていかなければならないでしょう。
マンションの管理を専門とするうえ、お金のやりくりの専門家でもあるため、管理組合における資金面でのお悩み解消の一助になると考えています。