少々前の記事ですが、みなとみらい線の馬車道駅は、首都圏の住みたい街ランキングで第2位だそうです。
ちなみに、第1位は近接するみなとみらいでした。
※SUUMO住み続けたい街ランキング2024 首都圏版(SUUMO住民実感調査)より
また、このSUUMOの記事では、馬車道の魅力は、
・コストパフォーマンスがよい飲食店や個人商店がある
・横浜の歴史を感じられる街並みへの好感度が高い
・商店振興会主導で歴史的景観を残そうという動きがあり、地域全体にシビックプライドが醸成されており、ずっと根を下ろしたくなる
ということだそうです。
確かに、新旧の文化が入り混じるのは、1位のみなとみらいにない魅力かもしれません。
今回はこの馬車道について、このSUUMOの記事に紹介していない内容や有名チャンネルPIVOTでも紹介されたこちら
【「住み続けたい街」最新ランキング】「住みたい街」ランキングとの違い/みなとみらい、馬車道が人気の理由/1億円以下の物件も/浜町・三越前の進化/家賃12万円以下の順位/1位は谷保/地価上昇率トップ20
も参考に、筆者独自の視点から、その魅力や地域性などにも触れて紹介します。
ちなみに筆者は馬車道近郊に20年近く住み、頻繁に訪問しているため、地域に密着した情報も紹介しています。
加えて、リンク先には記事の根拠も紹介していますので、合わせて参照ください。
※今回紹介する写真は全て筆者が撮影したものです。
歴史とモダンが融合!馬車道に住む魅力を徹底解説【SUUMOランキング2位】
今回紹介する内容は、以下の通りです。
・馬車道とはどのあたりを指すのか検証
・改めて、馬車道に魅力を感じる具体的な理由(筆者独自視点)
・馬車道やみなとみらい近隣で考えた場合のマンションとして魅力的な地域
まず初めに、冒頭のSUUMOの記事にもあったとおり、馬車道には
横浜の歴史を感じられる街並み
があると紹介がありました。
具体的にはどのような歴史があるのか、その背景も含めて紹介します。
次に、馬車道といっても幅広いですが、どのあたりを指すのか、アド街ック天国で紹介した店の位置関係と、長年この界隈を見ている筆者の感覚から紹介します。
そして、馬車道の歴史的背景や、飲食店や商店、利便性等を踏まえた街の特徴から、馬車道に魅力がある理由を筆者独自視点で考えてみます。
最後に、馬車道界隈はそうはいっても横浜市内でも非常に魅力的な地域であることから、地価や家賃も高額になっています。
そのため、その地域からずらした、近隣で魅力的な地域を4箇所挙げて紹介します。
馬車道の歴史的背景
まずはじめに、馬車道の歴史的背景を紹介します。
馬車道ができた時代
馬車道商店街のホームページによると、1866年の慶応の大火の後、幕府は諸外国との間で居留地の整備などに関する取り決めを締結したそうです。
そして、そのなかに外国側の要請として盛り込まれていたのが、幅60フィート(約18メートル)の馬車のための道を整備するとのことでした。
また、このあたりに道路は3本作られ、そのうち2番目の道路が現在の馬車道で、完成時期は早くとも1867年(慶応3年)秋以降だったようです。
当時は開港直後であり、諸外国の文化が入ってきたのも、まずは横浜港からでした。
そして、関内の海側と陸側をつなぐ道がこの馬車道であったようです。
馬車道の「日本最初」
諸外国との開港後に最初に栄えた街でもあることから、馬車道には「日本最初」にできたものが比較的存在します。
具体的には、馬車道には日本初の
・ガス灯
・近代街路樹
・日刊新聞(横浜毎日新聞)
・乗合馬車
が挙げられます。
写真は商店街にあるガス灯です。
また、馬車道のガス灯は、すべて実際にガスで点灯しているとのことです。
そこまでの拘りが人を寄せ付けるコンテンツともなっていると思います。
商店街が形成された時期
現在の形となっている商店街ができつつある最初となるのは、横浜正金銀行が1880年に開業することから始まります。
馬車道は貿易港横浜の中心となり、金融や保険、回漕業が集まるビジネス街として形成されることとなります。
ヘッダー写真は、横浜正金銀行の1904年にできた本館で、国の重要文化財として現在は神奈川県歴史博物館として利用されています。
この頃にできた商店の中でも、今尚営業している所もあります。
ちなみに、馬車道入り口にあるいなりずしで有名な泉平は天保十年(1839年)創業とのことです。
はまれぽによれば、2005年ぐらいに山下公園近くの山下町から、馬車道に移転したとの情報がありました。
関東大震災から戦後復興にかけて
関東大震災で壊滅的な被害を被った横浜ですが、その後の震災復興時にできた馬車道界隈の建物として、現在も現役のものがあります。
戦前には震災復興として臨海の重工業の発展とともに、商店街の活気も取り戻したと言います。
それもつかの間、太平洋戦争がはじまり、横浜は空襲により甚大な被害を受けています。
終戦後は、馬車道周辺はアメリカを中心とした占領下に置かれ、多くが米軍施設となりました。
その後、1950年代には米軍の接収も解除され、商店街が新たに栄えたとのことです。
馬車道とはどのあたりを指すのか検証
次に、馬車道に住みたいという方が多い中で、馬車道と言われる地域はどの辺を指すのでしょうか?
馬車道通りを中心とした、馬車道駅周辺であることは分かりますが、馬車道駅の近くにはJRの関内駅、桜木町駅、みなとみらい線の日本大通り駅、そしてみなとみらい駅と4つの駅が存在します。
具体的に、アド街ック天国で紹介した馬車道と、筆者が考える馬車道を紹介します。
アド街ック天国で紹介した馬車道
馬車道は横浜でも超人気スポットとして、定期的にアド街ック天国でも取り上げられます。
直近では2023年1月21日に放送され、その前は2012年2月4日にも出ています。
その際には、馬車道通りを中心に、
西:馬車道通り西側の県道21号
南:横浜市営地下鉄ブルーライン関内駅
北:万国橋
ぐらいではないかと考えられます。
番組内では恐らくエリアが示されていたと思いますが、想像になります。
筆者がイメージする馬車道
筆者がイメージする馬車道は、地図で参考にするとやや広範囲になります。
西:関内桜通り(それ以上行くと日本大通り駅になる)
南:JR関内駅
北:万国橋
が馬車道界隈として考えられそうです。
馬車道にはどのようなマンションがあるのか?
そして、馬車道に住みたい人が多いということは、分譲、賃貸問わずマンションがあるのか?という点です。
また、今回除外しているのが戸建てですが、戸建てを見つけるのはほぼ難しい地域であると言えます。
そして、上記の地図を大きくして頂き、GoogleMapで見て頂ければ分かりますが、比較的オフィスビルが多く、マンションが少ないことが分かります。
したがって、馬車道界隈でマンションを探すとなると、高単価であることは間違いない事となります。
具体的な場所としては以下のような所に存在します。
各リンク先に、その界隈の風景をGoogleMapで紹介しています。
神奈川県警前の海岸通り周辺
県警そばにはマンションが立ち並ぶ一角があります。
また、海岸通りから入った、元浜町通りや北仲通りにはオフィスビルとともにマンションも建っています。
ちなみに、かつて神奈川県警横の、歴史的建造物である横浜郵船ビルの間には、横濱ビルという古いビルがありましたが、ここは今取り壊されて、再開発されています。
新たにオフィスやテナント等が入る複合用途ビルができるようです。
馬車道と日本大通りの間の弁天通周辺
さらに、馬車道と日本大通りの間、弁天通りや南仲通り、太田町通りにもマンションがあります。
このあたりも最寄り駅は、馬車道、日本大通り、関内とどこへもアクセスが近いですが、馬車道といえる場所であるかもしれません。
また、海側から陸側へ縦に伸びる、ベイスターズ通りや関内桜通りは、飲食店が多く立ち並び、関内でも有数の歓楽街ともいえます。
ちなみに、海側と関内側の区画を分ける本町通りは、ハマのウォール街とも呼ばれる通りです。
神奈川県立歴史博物館裏の相生町や太田町周辺
馬車道のランドマークともいえる、国の重要文化財にも指定されている神奈川県立歴史博物館(1904年に完成した横浜正金銀行)の裏手にも、マンションが立ち並ぶ地域があります。
この辺りは、馬車道、桜木町、関内への各駅のアクセスが良く、非常に便利な地域でもあります。
また、老舗の飲食店も多く、普段から地元客や観光客でにぎわう地域でもあります。
ザ・タワー横浜北仲
このタワーマンションは、先のPIVOTの動画でも、今では1億でも難しいということが言われているほど、高価なマンションです。
そのため、住む人も限られますが、1,174戸と大規模であるため、住んでいる人も比較的多いマンションです。
みなとみらい線馬車道駅に直結しているため、アクセスも非常によい場所です。
ちなみに、右側がザ・タワー横浜北仲、左側が横浜アイランドタワーです。
改めて、筆者から見た馬車道に魅力を感じる理由
これまでの中で、馬車道の歴史や周辺環境等を見てきました。
それらを踏まえつつ、筆者がこの近郊に20年近く住み、公私で良く訪問する馬車道についてどのような点に魅力を感じるのか、具体的に紹介したいと思います。
立地としての利便性
まず挙げられるのが、立地が非常に良いという点です。
馬車道界隈自体でも完結しますし、どこかへ行くにも交通手段に困ることはないでしょう。
みなとみらい線 馬車道駅
まずは、みなとみらい線馬車道駅の存在です。
馬車道通りの北側の入り口の直結している形です。
前章でも紹介した、ザ・タワー横浜北仲は駅直結であり、下に降りると馬車道駅に行けます。
みなとみらい線では横浜まで3駅、渋谷、新宿、池袋も1本でアクセスが可能です。
ただ、急行や朝と夜の通勤特急は止まるものの、昼間に走っている東横特急は通過するのは難点です。
JR根岸線 関内駅と桜木町駅
馬車道の場所にもよりますが、JR関内駅、桜木町駅双方にアクセスがよいです。
北西方面に桜木町駅、南側に関内駅があります。
横浜市営地下鉄ブルーライン 関内駅
馬車道の南側の入り口と直結しているのが、横浜市営地下鉄ブルーラインの関内駅です。
地下鉄を使うと、横浜駅まで3駅、また戸塚、上大岡側からも直接アクセスができるため、みなとみらいへの玄関口でもある関内駅は、観光客にとっても利便性が高い場所といえます。
バスインフラの充実
横浜の中心地は、かつて市電が走っていました。
そして、現在はそのルートとおおむね被る形でバスが走っているので、至る所にバス停があります。
また、馬車道界隈にも、
・尾上町
・本町四丁目
・横浜市役所前
・地下鉄関内駅
といったバス停があり、上記のどこで降りてもアクセス可能です。
生活における魅力的な場所への徒歩圏内
次に、魅力的な場所へのアクセスが非常に良いという点もあるでしょう。
具体的には以下のような場所です。
馬車道通り
馬車道のどこに住むかはありますが、中心地はこの馬車道通りでしょう。
飲食店が数多く立ち並ぶところでもあるため、食べるには困らない場所と言えるかもしれません。
アド街ック天国でも紹介されていましたが、いなり寿司の泉平、牛鍋の荒井屋などの老舗の名店があります。
また、勝烈庵、丸和、さくら、檍(あおき)といった、とんかつ屋さんの名店も並んでいることが多いです。
そして、洋食屋の馬車道十番館、周富輝さんの中華料理屋、生香園など、人気のお店もあります。
筆者が個人的に気に入っているのは、ザ・タワー横浜北仲2Fにある天ぷらたかおと、串揚げの銀座磯むら、そして横浜市役所内にあるラーメン屋さん維新商店です。
横浜ワールドポーターズ
上記写真の本町四丁目から万国橋方面へ約7分、450mほどの所に横浜ワールドポーターズという横浜でも非常に有名なショッピングモールがあります。
こちらは、若い方が沢山集まる名スポットであり、映画館や飲食店街、雑貨屋さんなどが立ち並び、連日にぎわっています。
クイーンズスクエア
最寄りは隣のみなとみらい駅の真上ですが、馬車道駅から徒歩11分、800mほどの所にあるショッピングモールです。
また、ワールドポーターズが若い方が多いのに対して、こちらはブランド品店なども立ち並ぶことから、若い層も年齢が高い層も集う場所です。
真上には観光地としても名高いランドマークタワーが建っています。
伊勢佐木モール
馬車道の南側からJR関内駅を過ぎ、新横浜通り(吉田橋)という道路を渡ると伊勢佐木モールになります。
馬車道と伊勢佐木モールは直結している商店街です。
伊勢佐木モールは、関内駅側の1丁目から阪東橋駅を超えたあたりの7丁目まで約1.5kmに渡っての商店街です。
馬車道同様に、伊勢佐木モールの歴史も非常に古く、1874年には伊勢佐木町として成立しているようです。
野毛
馬車道から歩いて10分ほどの所に、横浜で一番と言われるほどの飲み屋街でもある野毛があります。
ちなみに、はまれぽの調査よると、今に続く野毛の賑わいは関東大震災前からあるようです。
そして、戦後の闇市を通じたその後の長い歴史を経て、飲食店が集まる横浜有数の街となっています。
この写真は戦後の建築物として初めて横浜市歴史的建造物として認定された都橋商店街です。
また、都橋商店街も非常に有名なスポットであり、飲むのが好きな方は一度は訪れてみたい場所と言えます。
徒歩圏内に魅力的な観光地が点在
馬車道駅を基準として、それぞれ徒歩でアクセス可能な観光地が点在していることも魅力でしょう。
おもに、以下のような観光地に徒歩で行くこともできます。
GoogleMapで馬車道駅を出てからの、それぞれ時間と距離を確認してみます。
赤レンガ倉庫や赤レンガパーク
ちなみに、横浜でも有数の観光地である赤レンガ倉庫は、最寄り駅が馬車道駅です。
また、日本大通り駅からもアクセスがよいです。
赤レンガ倉庫や赤レンガパークまでのアクセスは、
距離:650m
でアクセス可能です。
ハンマーヘッドや新港ふ頭
そして、馬車道駅から、海の方に向かって真っすぐ行ったところに新港ふ頭があります。
さらに、最近信号待ちしなくてもよいハンマーヘッドウオークも開通したことから、よりアクセスが良くなりました。
距離:750m
でアクセス可能です。
大さん橋と象の鼻パーク
大さん橋と象の鼻パークはそれぞれ隣のみなとみらい線日本大通り駅が最寄りです。
また、馬車道駅と日本大通り駅は駅間が短いことから、徒歩でも十分アクセス可能です。
大さん橋は
距離:1.2m
また、象の鼻パークは
距離:800m
横浜ランドマークタワー
遠くからであっても、横浜市内や木更津方面からも見ることができる、横浜のランドマークでもある建物ですが、馬車道駅からも比較的近いです。
距離:600m
横浜スタジアムや横浜公園
日本大通り駅から至近の横浜スタジアム・横浜公園ですが、馬車道駅からもアクセスが非常に良い場所です。
距離:650m
となっています。
さらに、横浜ベイスターズファンであれば、近隣に住むことで頻繁に試合観戦ができるかもしれません。
それぐらい馬車道は便利な場所と言えそうです。
山下公園と横浜中華街
山下公園と横浜中華街へのアクセスも比較的良く、徒歩でも十分アクセス可能です。
まず、山下公園までのアクセスは
距離:850m
となっています。
また、横浜有数の観光地でもある横浜中華街までのアクセスは、
距離:1.2km
と、紹介した中では一番遠いですが、それでも20分掛からない距離です。
近隣に官庁街がある安心、安全性
馬車道から徒歩圏内には、神奈川県や横浜市の官庁が集まっています。
いわば、官庁街を形成している地域として、この馬車道界隈は位置づけられます。
具体的には、以下のような代表的な官庁があります。
・横浜第二合同庁舎(横浜地方法務局など 徒歩2分、180m)
・よこはま新港合同庁舎(ハローワーク横浜、横浜中税務署など 徒歩8分、800m)
・神奈川県庁(徒歩7分、500m)
・神奈川県警(徒歩5分、400m)
・横浜地方裁判所(徒歩10分、700m 最寄りは日本大通り駅)
・神奈川パスポートセンター(徒歩14分、1.0km 最寄りは日本大通り駅)
また、官庁に似た概念として、国土交通省はシビックコア地区を定めています。
この地区は、関東ではさいたま新都心や栃木市、筑西市などが対象となっていますが、官庁街という意味では、似たような概念かもしれません。
国土交通省のホームページによると、この地区の特徴は、
・また、官公庁施設は地域の中心的な場所に立地することが多いため、地域の環境づくりの面からも重要な役割を担っています。
・官公庁施設の持つこのような役割を街づくりに活かすため、市町村の定める街づくりの基本方針に沿って、官公庁施設や民間建築物等を含めた地区を形成することにより、そこで暮らす人々により便利な行政サービスを提供するとともに、地域の顔となるような新しい魅力とにぎわいに溢れた地区づくりに貢献しています。
ということのようです。
関内地区は含まれていませんが、馬車道界隈も似たような街並みであることから、同様の環境が考えられます。
馬車道やみなとみらい近隣で考えた場合のマンションとして魅力的な地域
とりわけ馬車道は、JR根岸線関内駅と桜木町駅、みなとみらい線の馬車道駅、横浜市営地下鉄ブルーライン関内駅の各駅からのアクセスが良いこととなります。
そのため、これらの路線から数駅離れた場所が候補として考えられます。
その他、近隣地域としてどのような場所があるのか、筆者の独自視点ですが考えてみます。
横浜市営地下鉄ブルーラインの伊勢佐木長者町駅や阪東橋駅
まず、関内駅から上大岡方面に行った伊勢佐木長者町駅や、その先の阪東橋駅が考えられます。
それぞれ、大通り公園沿いにある駅であり、その周辺には賃貸、分譲双方のマンションが立ち並んでいます。
そして、馬車道だけでなく、横浜駅にもアクセスが非常に良く、人気のスポットであるともいえます。
とくに阪東橋駅は、近隣が南区になるため、繁華街である中区や西区に比べても分譲価格や家賃が抑えられる傾向にもあるかもしれません。
さらに、横浜橋商店街という魅力的な商店街もあることから、地域に密着した生活するうえでも困らない地域と言えそうです。
JR根岸線の石川町駅や山手駅
関内から大船方面へ、1,2駅行ったところに石川町駅と山手駅があります。
また、石川町駅は、元町や中華街、山手の最寄り駅で観光地的な場所であることから、分譲マンションや家賃もリーズナブルなものは難しいかもしれませんが、探せば便利でよい所はあるかもしれません。
一方で一駅先の山手駅は、戸建てが多くなるものの、賃貸マンションを中心に駅のそばにも存在します。
分譲マンションとなると駅から少し離れた、根岸森林公園の方まで行く必要があるかもしれないですが、比較的高台にある眺望がよいマンションや、地域にマッチした低層マンションもあります。
京急本線の日ノ出町駅や黄金町駅
日ノ出町駅は、桜木町駅から徒歩10分程度の所にある、京急線の駅ですが、急行も停車する便利な駅です。
そして、山の手には野毛山公園や野毛山動物園があったりと、環境的にもよい地域があります。
一方で、桜木町とともに野毛への最寄り駅でもあり、横浜随一と言われるほど魅力的な飲食店が非常に多い地域です。
また、分譲、賃貸双方マンションが立ち並ぶ地域であり、比較的探すことも可能と考えられます。
さらに、上大岡方面の黄金町駅は普通停車駅であり、かつ南区に入ることから、場所や物件によっては価格的にも日ノ出町駅周辺よりも下がる傾向があります。
京浜急行線の戸部駅
戸部はみなとみらいというよりもむしろ横浜駅に近い場所として、重要な拠点と言えるかもしれません。
戸部周辺を見渡すと、みなとみらいのタワーマンションや高層ビルを見渡すことができます。
JR根岸線や首都高速によって分断されていることから、完全にそれらと区切られた空間となっています。
さらには、古くからの住宅も残っている中でも、1駅乗れば横浜駅という好立地であることから、場所によってはそれなりの分譲価格と家賃になっている可能性があります。
馬車道=多くの人がイメージする横浜
今回はSUUMOによる調査で住み続けたい街2位に選ばれた馬車道について考えてみました。
確かに、馬車道という歴史を背景に、これだけの盛りだくさんの場所があると、ずっと住みたいと考えることもできるかもしれません。
また、これまで写真を交えて紹介したとおり、
馬車道=多くの人がイメージする横浜
とすれば、
馬車道に住む=多くの人がイメージする横浜に住む
馬車道に住み続けたい=多くの人がイメージする横浜に住み続けたい
と言えるかもしれません。
そのため、海も近く、歴史もあり、交通の利便性も高く、徒歩圏内で観光スポットを堪能できる、そのような街に住み続けたいと考えるのではないかと思いました。
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