【話題】湯島の「まるでガウディなマンション」圧巻の…や賃料傾向他

マンショントピックス

※当コラムでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含むことがあります。ご了承ください。

話題性あるトピックス情報がある程度貯まった段階で共有している、マンションに関連する情報ですが、今回は以下の4点について紹介します。

・分譲マンション賃料、首都圏5カ月連続下落 新築減響く
・郊外エリアは下落の兆候。中古マンション値上がり率調査
・持続可能なマンション住まいへのソリューションを提供するRing-ndx株式会社が『ベンチャーピッチ in 羽田 2024』で審査員特別賞を受賞!
・湯島の「まるでガウディなマンション」圧巻の内部【再配信】 気になる間取りは?立地とも関係する外観

早速、各記事の内容とともに一言コメントを紹介します。

分譲マンション賃料、首都圏5カ月連続下落 新築減響く

まずは、住戸を持ち主が貸し出す際に設定する料金としての分譲マンション賃料について、下落傾向が続いているという内容です。東京カンテイが発表したデータです。

分譲マンション賃料、首都圏5カ月連続下落 新築減響く - 日本経済新聞
不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)が16日発表した11月の分譲マンション賃料は、首都圏が前月比0.9%安の1平方メートル当たり3535円だった。前月を下回るのは5カ月連続で、1年4カ月ぶりの低水準となった。6月に過去最高を記録して以降、下落基調に転じている。需要は底堅いが、新築供給が少なく、賃料が高い築浅物件の...

24年6月にピークをつけた首都圏マンション賃料ですが、その後5カ月連続で下落しているとのこと。

㎡当たり単価は

東京都:4,120円(前月比0.3%安)
東京23区:4,257円(0.2%安)
神奈川県:2,717円(2.2%安)
横浜市:2,921円(3.0%安)
埼玉県:2,217円(1.5%安)
千葉県:2,001円(1.1%高)

とのことです。

そして、こちら

2024年11月 東京23区は-0.2%の4,257円/㎡と前月に引き続き下落、「築5年以内」をはじめ大半の築年帯で上値が重い展開に
東京カンテイの市況レポート 賃料月別推移ページです。東京カンテイは不動産専門のデータ会社として全国のマンションの図面や価格情報、土地・戸建の売買事例をWEB会員に配信しています。また不動産の専門家として、不動産鑑定評価、土壌汚染調査、建物診断などの調査業務も行っております。

に東京カンテイの詳しいデータがあります。

さらに、動画は共有可とのことなので、以下にて共有いたします。

実需層として、手を出しにくい価格帯にまできているとのことで、ややピークアウトしている感じに読み取れます。

また、新築分譲マンションをはじめ、中古マンションも都内を中心に非常に高額になってきていることから、賃貸に出す賃料も高くしている傾向は24年夏まではあったようです。

しかしながら、実需との兼ね合いを考えると、上げすぎても借り手がつかないことから、少しトーンダウンしているようではあります。

さらに、季節的な要因からこの時期は引っ越しが少なく、また春先のシーズンに盛り返すのではと想定されています。

郊外エリアは下落の兆候。中古マンション値上がり率調査

続いて紹介するのは、ニュースやトピックスに出てくるのは、マンションの値段の話が多いですが、こちらは郊外エリアは下落の兆候が出ているという調査データです。

郊外エリアは下落の兆候。中古マンション値上がり率調査

プレスリリース配信元:株式会社マーキュリー

また、首都圏、関西、東海地区において2023年と2024年のマンションの値上がり率で高いのは、

東京都:2024年の平均値上がり率が64.1%、2023年が45.7%で18.4ポイント上昇
大阪府:2024年が38.4%、2023年が26.9%で11.5ポイント上昇

の2都府とのことです。

一方で、全体では9都府県で上昇、7府県で下落しているとのことです。

東京、神奈川、大阪は築年数に限らず上昇傾向ですが、その他の府県は前年比で横ばいか、下落している地域もあるようです。

持続可能なマンション住まいへのソリューションを提供するRing-ndx株式会社が『ベンチャーピッチ in 羽田 2024』で審査員特別賞を受賞!

そして、マンション管理業界に風穴をあけるスタートアップ企業の活躍についてです。

持続可能なマンション住まいへのソリューションを提供するRing-ndx株式会社が『ベンチャーピッチ in 羽田 2024』で審査員特別賞を受賞!
マンション住民・管理組合から寄せられるお困りごとや要望・解決実績の蓄積を活かし、管理不全兆候マンションの課題を解決

また、どっぷり業界に漬かった訳ではない筆者の勝手な印象ですが、マンション管理自体は古くて古くない業界のような感じがしています。

新たな発想でイノベーションを起こせそうな気もしますし、一方で、管理会社・管理組合双方の事情でIT化・DX化が遅れている等、古いやり方もまだ残っている印象もあります。

したがって、同社のような取り組みがさらに増えれば、新たなイノベーションも生まれていくと感じます。

湯島の「まるでガウディなマンション」圧巻の内部【再配信】 気になる間取りは?立地とも関係する外観

続いて、賃貸マンションですが、非常に個性的なマンションが東京都文京区湯島あるということで、興味深く確認していました。

湯島の「まるでガウディなマンション」圧巻の内部【再配信】 気になる間取りは?立地とも関係する外観
【2024年から始まった連載『「フシギな物件」のぞいて見てもいいですか?』。これまで配信した中でも特に人気の高かった記事をお届けします。2024年7月6日に公開した記事の再...

そして、湯島にあるこの集合住宅は、2023年8月に完成した「天神町place」で、地下1階地上8階建てで、35戸の賃貸マンションです。

グッドデザイン賞や住宅建築賞などを受賞している伊藤博之建築設計事務所が設計した作品です。

「ガウディ」といえば、一番に思い浮かぶのが世界遺産の「サグラダ・ファミリア」

さらに

「集合住宅」といえば、同じく世界遺産の「カサ・ミラ」

かと思いますが、「天神町place」の特徴的な曲線美、そして内側の空間がガウディインスパイアなマンションをイメージさせるのかと思います。

また、立地上、土地に高低差があり、さらには周りは高いビルやマンションが建っている旗竿地ということもあって、伊藤氏が考えたのがこの真ん中をくりぬいたスタイルとのこと。

そして、曲線を用いることで、周辺との正対を避けつつ、隙間からの採光や風、眺望が得られる工夫がなされているという。

なるほど…という感じですが、筆者はガウディもあると思いつつ、円形の部分は中国の世界遺産で、明から清時代に建てられた集合住宅、福建土楼(客家土楼)

福建土楼 - Wikipedia

を想起させます。

機会あれば外観からでも是非見てみたいと思っています。

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