はじめまして、横浜市内でマンション管理士・ファイナンシャルプランナーCFP®として活動しています。
100年住み続けることができるマンションを目指して
人生100年時代と言われて久しく、健康寿命も加味しながら、100歳まで生きるためのファイナンシャルプランを計画的に考えていく時代に突入しています。
一方で、都市部を中心に日本国内の世帯数の約1/8を占めると言われているマンションも、昭和に建てられた物件が徐々に高経年化(建設されてからの時間の経過)してきています。
マンションは「住民の高齢化」と「マンションの高経年化」という、いわゆる「2つの老い」に迫られています。
海外に目を向けると、アントニオ・ガウディ建築の世界遺産であるスペインの共同住宅「カサミラ」や、ニューヨーク・ブルックリンのマンション等、100年を優に超えるものも数多く存在します。
日本においても、耐震補強技術やマンションで使用する素材の技術革新等に伴い、既に数十年経っている高経年マンションも、大規模修繕や日々の修繕・メンテナンス次第では建替えることなく100年以上住み続けることができる可能性も出てきています。
簡単に建て替えが出来ない事情として、立地によっては区分所有者の負担増もあり、合意形成が中々進まないことも要因でもあるかと思います。
そのため、今後は建て替えよりも、どれだけ長く安全に住み続けることができるかも重要になってくると考えられます。
そのようなマンションに対する想いを込めて、弊所ならびにコラムを展開したいと思っています。
代表 古市 守
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